嫁がパニック障害になりまして

嫁さんが突然のパニック障害。それから6年が経過し、ようやく回復の兆しが出てきました。これまでの様子を楽しくお伝えします。

*

「前者」「後者」 心屋ブログを見た嫁さんに質問されて困った件と思うこと。

   

 

こんにちは。とっとです。

今頃ですが、我が家でも「前者」「後者」の話があり、言葉選びを間違えるとあわや素敵な夫婦ゲンカになるかと、ヒヤヒヤしたことがありました。

今回は、その様子と思うことを書いてみます。

 

嫁さんからの急な質問でビックリ!

 

『とっと君、心屋さんのブログを読んだんだけど、わたしって前者、後者どっち~?』

前者?後者?

えっっ、い、いまさら!!??(;′゚∀゚`)
もうその話、完結してるし・・・。

しかも、前者か後者か僕に聞いてる時点で、
うん、後者だよ(●´∀`)ノ

 

『で、一応聞くけど、自分ではどっちだと思ってるの?』

 

『もちろん、わたしは前者でしょ~!!』

わたしって、スーパー前者かも。

ウっっ。またまたビックリ!!(;′゚∀゚`)
しかも、完全なる前者ってなに…?

で、でも、ほんとの事をいうと、
どんな反応するかも想像がつくし・・・。
うーん、めんどくさいから、この話題スルーしたいな~。
(n´Д`)
 

『で、どっち~???』

 

『いや・・・。こ、後者でしょ。』

 

『えっーー!!!なにっそれっ!!びっくり!!なんで?なんで?なんで?』

うん、僕もビックリ(;′゚∀゚`)
もう、ほんとに予想通りのリアクションが・・・。

 

嫁さんと「前者」「後者」のお話をしました。

 

そして、ビックリしている嫁さんにビックリしつつ、夫婦で冷静にこの話題について話をしました。

 

『なんで、私が後者なのよっ!!』

『いや、興奮することじゃないよ』

 

『私って、バリバリ仕事も出来るしさっ』

『う、うん、そうだね。だから落ち着いて』

『じゃ、説明してよ!!』

 

『う~ん、えっとね、かっかがパン屋のレジで仕事をはじめてから、パン屋さんの売上げがあがってるんでしょ?』

『そうよ!!わたしのおかげね!!』

 

『じゃ、それってなんでだと思う?』

『うーん、私の仕事がテキパキしてるからかしら?』

 

『いや、きっとそうじゃないよ。』

『じゃ、なによ?』

 

『いくらレジを打つスピードが早くても、お客さんは増えないよ。』

『だから、じゃ、なに?』

 

『それは、やっぱりかっかの笑顔と雰囲気なんじゃないかな?』

『なに、それ!?私の仕事力だと思ってたのに、ただの笑顔とか、しかも雰囲気ってなに?それでお客さんが増える?』

 

『いや、「ただのそれだけ」が普通できないから。』

『それに、同じミスをしても、オーナーやお客さんからあんまり怒られないのは、キミのもともと持っている雰囲気じゃないかな。』

 

『う~ん。そういえば、今の仕事でミスをしてもあまり怒られないし、私はかなり真面目なこと言ってるのに、クスッってみんなに笑われるわ~。』

『あと、オーナーによくびっくりされるけど、私って、お客さんからお菓子とか旅行に行ったお土産とかもらっちゃうのよね~。』

 

『それって、立派な後者なんじゃないの?』

『あ、そうか!私って、後者かも!!なんだ、お得な後者だったんだね~。』

ふ~(*´Д`)=3
論争になるかと思いきや、意外とすんなり納得してくれて良かった(笑)

 

親は子どもを「前者」に育てたい

 

嫁さんは、厳しい父親から「前者」になるように育てられました。

もちろん、お父さんは、世の中は辛くて厳しいものだから、「前者でなければ生きていけない」と信じていました。

だから、何かにつけ「そんなのじゃダメだ。世の中は生きていけんぞ。」と前者であるべきという価値観とプレッシャーを、父親から与えられていました。

 

またそんな時、お母さんは、「もう、そんなに言わなくてもいいじゃない。この子はこの子なんだから。」と言ってくれたそうです。

ところが、子供の頃の彼女は、「ちゃんとした大人にならないといけないのに、お母さんは私の事をあきらめているんだわ。」って、お母さんの優しさを勘違いして受け取っていました。

お母さんが「この子はこれでいいのよ。」と言ってくれた言葉は、けっしてあきらめなんかじゃなく、彼女の本当の良さを分かっていたからなのに・・・。

 

父親は「前者!前者!」だし、母親はあきらめムードだし、子どもの頃の彼女は、頑張っても頑張っても認められない自分がいて、しんどい時に「助けて」と弱音を吐くことすらできなかった。

 

その後、嫁さんは、父親との縁を切って僕と結婚し、誰にも頼らず子育てや主婦業を頑張り、いままで通り必死に前者になろうとしていました。

前者にならないと自分はダメだと、一生懸命に頑張っていた。

そして、ついには頑張りすぎてパニック障害になってしまいました・・・。

 

僕の場合も長男でしたから両親から(特に母親から)「前者」になることを期待されて育てられました。

その期待に応えるかのように、僕は前者ぶりを発揮していました。

ところが、社会に出ると凄いスーパー前者がいるんですね。

僕は、「幸せ」になるためには、スーパー前者にならねばと思っていましたし、そうでなければ自分は認められないと思っていました。

 

で、頑張ると、スーパー前者に一瞬変身できるんですね。その間だけは強い自分。周りにも認められてるような安心感。

 

でも、長時間は変身できない。限界がある。すぐに前者に戻る。で、ただの前者だと不安でいっぱい。

また、スーパー前者を目指して頑張る・・・。

 

当時の僕は、もともとあった花粉症がひどくなり、原因不明のひどい咳(せき)も出て、体調がとても悪かったです。

 

で、あるとき気がついたんですね。

僕は、スーパー前者にもなれないし、後者にもなれない。スーパー前者にならなくても、魅力的な後者にならなくても、僕は僕であっていい。

 

それは、あきらめとかではなく、本当の自分に気がつき、ありのままの自分を受け入れられた、という感じです。

 

もちろん、そのことに気がつくきっかけをくれたのは、嫁さんのパニック障害です。

それがなかったら、嫁さんと僕が心屋さんの本やブログを読むことがなかったですし、ずっと苦しいまま、もがき続けていた人生だったと思います。

 

前者後者の話を読んで思うこと

 

前者後者の話を読んで、あらためて思うのですが、自分が親になって子育てでも気をつけなきゃな~と反省です。

例えば、我が家の長女はすでに前者っぽく育っていて、一方、息子は典型的な後者です。

以前の僕なら、息子は男の子なので、しっかりした前者に育てなきゃって、親のエゴを押し付けていたでしょう。

 

今の日本は、「幸せ」になるためには、富(お金、家、車、ブランド品など)や名声(肩書き、セレブ、誰かに認められる)を手に入れないといけない風潮があります。

しかも、その富や名声を手に入れるには「前者」にならないと手に入れられないという勘違いもある。

 

でも、「幸せ」になるためには、前者でも後者でもどちらでもいいんですね。

 

自分以外の「何か」になる必要はない。

「わたし」は、「わたし」のままでいい。

そして、何かを手に入れなくても、「幸せ」はすでにここにあって、その「幸せ」に気がつくことが大切なんだと思います。

 


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 - 『心』について, 心屋教

コメント

  1. ミーシャ より:

    とっとさん、こんにちは。
    2回目のコメです。
    前者・後者の話題、盛り上がっていましたねー。
    私はとっとさんと同じフツーの前者です。
    スーパー前者ではないので、ときどき後者には
    イラつく時があります。
    でもね、結局どっちだっていいんだと思うんです。
    「いばや通信」というブログの坂爪圭吾さんが
    「人はみんな生きているだけで十分頑張っている」
    って書いています。後者だろうと前者だろうと
    もう生きているだけで十分頑張ってるんだから、
    それ以上頑張る必要なんかないんですよ。
    「いばや通信」、すばらしいことばにあふれている
    のでぜひ一読してみてください。
    とっとさんの文章も絵も大好きです!これからも
    ブログ続けてくださいね。

  2. ひーちゃん より:

    とっとさん、かっかさんこんにちは(^-^)
    前者後者の話、私も読みまくり考えまくりで頭パンクしそうでした。。
    すぐ近くで私どっち⁇の問いに答えてくれる人がいてくれるなんて、かっかさんホント羨ましい(*^^*)

    私も自分は前者だと思ってました。
    がんばってるね!しっかりしてる!
    とか、仕事でも「任せてるから!安心や!」とか、一番忙しい営業マンのアシスタントもつとめてたし、、、などなど。

    しかし、ふと。
    困ったときは、必ず誰か助けてくれること。仕事でキャパ超えそうになったら、周りの人が受発注とか手伝ってくれたし、出産の時も母がもう亡くなってて頼るところがなくて、どうしていいか涙の毎日だったけど、妹が毎日来てくれて側にいてくれたし、近くの友達もお風呂入れてくれたりした。
    パニック障害になっても、そのおかげで仲良くなったご近所ママさんもいて、私は可愛がられる人柄やから大丈夫やって言ってもらえたし。
    何かを説明しようとすると、こんなに長文になってしまうしf^_^;、自分の出来ないところを認めにくいようだし。
    私は一人でめちゃがんばって、みんなを引っ張ってるー!は勘違いで、じつはみんなに頼りまくりで、一人でやってない。。
    なぜか、後者かも⁈と思えば後者な事実に気づくこと多々、、

    それでも、天然やなって言われたことないし、いつもせかせかしてて、のんびりさんじゃないし、誰かの地雷踏んで怒られるとか経験ないし、ある程度なんでもこなせてきたし、、、とやっぱり前者なんかなー、後者になりたい気持ちが後者やと思い込もうとさせてるんかなーとか思ってました。

    でもかっかさんの話を読んで。あら?私、後者やな。と気づいてしまったのです!今朝、自転車でバイトに向かいながら気づいてしまいました。なんか必死に前者をがんばってきた自分が愛おしくて、周りの人の優しさがありがたくて、涙うるうるしながらバイトに向かいました笑
    もう私は前者ぶらなくていいし、のんびりやさんになろうと思います。
    前者ぶってた時は、すぐ人にイライラしてましたがそれもなくなりそうな気持ちです。

    すっごく長くてすみませんm(_ _)m
    でも誰かに前者後者の話もしたかったんです!
    文章力があるとは言い難い文章ですが、これ読んで私は後者だと思いますか?笑
    とっとさーん、どぉですかー?

    • とっと より:

      ひーちゃんさん

      コメントありがとうございます(^-^)
      はい、「後者」でいいんじゃないでしょうか(笑)

      多くの人が、「私は○○な人間だ」と勝手に思い込んで、「それじゃダメだ。もっと□□な人間にならなきゃ」って、別の人になろうと頑張ってしまいます。

      ひーちゃんさんも、今までたくさん頑張ってきたんだと思います。

      もうこれからは、肩の力を抜いて、周りの人の優しさを受け取りながらやっていったらいいんじゃないでしょうか(^-^)

      • ひーちゃん より:

        とっとさん、ありがとーごさいます(*^^*)
        自分のコメント読み返すと、ホントに何が言いたいのかって思う文章ですね。これじゃ言いたいこと伝わらんぞf^_^; 下手くそ文章に優しくて楽しくなれる文章で返信してもらえて嬉しいです(^-^)
        もう、出来る妻、母、嫁、そして私すごいでしょ!って良い人ぶるのやめます笑
        でもパニック障害のおかげで、とっとさんのブログに出会い、コメントされてるみなさんに出会い、一人で苦しまずにここまでこれています(^-^)ありがとーごさいます。
        そして、心屋さんにも出会い自分を見つめる機会が出来て、私以上に頑張り屋さんな旦那は、今、斎藤一人さんにはまり、図書館で本を借り、CDを録音して毎日車で聞いてるようです。旦那もきっと自分を見つめてるんだと思います(^-^)

        これからもみなさんと繋がりながら、辛いことも人生の一部だと思い、乗り越えて楽しい人生にしていきたいと思います。

  3. じんちょす より:

    私も後者か前者かわからなくなったときもありましたが・・。
    後者ぶってる前者とか出てきたりして。
    でも下記の方の後者チェックシートを読んで
    めっちゃ後者~!!って笑ってしまいました。
    http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12121477248.html

    「わからないことがわからない」とか
    「相手が日本語を話してるのはわかるけど、内容が理解できない」とか
    「細心の注意を払ってるのにミスをする」とか
    「なぜミスしたかもわからない」とか

    こうやって後者あるあるを見てると
    事務職ずっとやってましたが、
    むいてなかったんだな~と改めて思います。

    できないのに出来るふりをしようとするから
    200%で頑張って、それでもやっと普通の人レベルで。

    それはしんどいし、2年で強制終了かかっちゃうのも
    今ではわかる気がします。

    今は小さなやりたいことを積み重ねてっています。
    小さなやりたいことに気づけずに、
    大きなやりたいことは見つからないよって教えてもらって
    何もしたくないことがやりたいことなら
    それをやる勇気。今、挑戦中です。